現場と経営をつなぐ家づくり支援モデル
“三方良し”を見える化する仕組み。現場知をデータと数式で再構築し、仕組みとして現場に還元する技術支援モデルです。
本ページでは“サービス紹介”ではなく、共に進めるための基本モデルを解説します。現場の測定・記録・改善をデータでつなぎ、次の現場で役立つ知識としてみなさんと共有していきます。
モデルの骨子(3ポイント)
現場知のデータ化
測定・帳票・ケース情報を単位化。比較と再利用を前提に設計します。
循環する可視化
結果を図・指標・レポートで即時共有。次工程の改善に“再投入”します。
仕組みとして還元
人に依存しないテンプレ/ルールへ。属人的な熟練を仕組み化します。
モデルの正式定義
① クリティカル・コア
現場知をデータと数式で再構築し、仕組みとして現場に還元するノウハウ
- 計測・可視化・数式化を通じて、現場の知恵を共通言語化
- 現場経験を「残して活かす」仕組みに転換
② 構成要素
- 計測と可視化:温湿度、CO₂、消費電力の実測値。他、UA値・ηAC値・ηAH値・C値・Q値などの住宅性能指標
- データ変換:現場データの数式・モデル化
- 仕組み化:AnyONEやZEH-Viewerとの情報連携
- 伴走支援:導入・定着の運用まで
- 価値の共創:工務店・施主・地域社会での価値向上
③ コンセプト
“三方良し”を見える化する仕組み(理念ではなく、計測・データ・仕組みで実装)
30秒・1分でわかる「現場と経営をつなぐ家づくり支援モデル」
30秒
宮崎・南九州を中心に展開する「現場と経営をつなぐ支援モデル」。気密測定や温湿度・CO₂濃度・消費電力を数値化し、AnyONEやZEH-Viewerと連携。計測・仕組み・伴走が掛け算のように作用して、工務店の技術と施工品質の向上、施主の安心ある暮らし、地域社会の住環境向上を実現します。
1分
宮崎・南九州を中心に展開する「現場と経営をつなぐ家づくり支援モデル」は、「現場の気づきを経営に活かす」仕組みです。気密測定(C値)、温湿度、CO₂濃度、消費電力を実測し、数式化(※)して改善効果を明確にします。さらにAnyONEやZEH-Viewerと連携し、日常の業務に組み込むことで現場改善や経営判断に直結。ここに伴走支援が加わることで、現場知 × データ化 × システム連携 × 伴走が掛け算のように作用し、工務店の技術と施工品質の向上、施主の安心ある暮らし、地域社会の住環境向上につながります。
なぜ今、必要か
- 南九州では依然として気密性能の意識差が大きい
- DX推進が急務:現場と経営のデータを一元化し、二重入力や属人対応をなくす
- 説明責任(施主・社内):感覚ではなく“数値 × 仕組み”で根拠を示す必要
- 2030年問題:新築住宅はZEH水準が基準に → 性能説明も数値根拠が必須。担い手不足・技能継承の空洞化が進むため、仕組みで回す体制づくりが不可欠
クリティカル・コア(3要素)
気密測定(C値)
JIS準拠のC値測定で建物の気密性能を数値化し、測定データと現場記録を組み合わせて、施工品質のばらつきや改善効果をわかりやすく提示します。
AnyONE連携
ExcelマクロでAnyONE連携を実装し、各種帳票を自動生成。転記ミスを排して業務効率を高め、経営判断につながるデータ活用を支援します。
ZEH-Viewer
UA値・ηAC値・ηAH値・C値・Q値などの住宅性能指標と、室内の温湿度・CO₂・消費電力といった実測データの関係性を、わかりやすく提示します。
構成要素とデータ循環
- 現場:測定した性能を数値化し、現場の気づきを共有して次の施工に活かす
- 経営:日々の運用を記録し、多様なデータを経営判断の材料として活用する
- 施主:快適性を示す数値やグラフを提示し、納得と安心につなげる
この仕組みを回すことで、現場・経営・施主の学びが次のプロジェクトへと引き継がれます。
よくある質問
試験導入は可能ですか?
はい。小規模から開始し、成果を定量確認しながら段階的に拡張します。
対応エリアは?
宮崎・南九州を中心に対応しています。その他の地域もまずはご相談ください。